実際、TSって何が入っているの?

この記事は DTV Advent Calendar 2015 22日目の記事です。

TSというのはよく聞くけど、どういった形式なのか、何が入ってるのかを探っていこうと思います。

TSって何?

TSと言われていますが、正式には、MPEG-2 TSと言います。MPEG-2というのは規格名で、その中のMPEG-2 TSというのは、トランスポートストリームと言い、名前の通り放送や通信で使うようにできているコンテナ形式です。

TSには何が入っている?

前回、TSは様々な情報をパケットに分けて送信しているという話をしました。そのパケットに含まれているのはどのようなものでしょうか?
TSに含まれているものは大きく分けて2つあります。
一つは映像や音声などのES(Elementary Stream)です。ESは分割されてPES(Packetized Elementary Stream)となり、更にTSのパケットに分割されます。
もう一つが、そのESがどのようなものであるかを定義したりするPSI(Program Specific Information)や、番組情報などを定義したりするSI(Service Information)などです。これらは、大きく分けてテーブルと呼ばれるものです。では、どのようなテーブルが有るのでしょうか。

PAT – Program Association Table

現在のTSに含まれる番組のあるPMT(詳細は下記参照)のPIDが書かれています。例えば、NHK EテレやTOKYO MXの二番組放送などは、2つのPMTが含まれることになります。

PMT – Program Map Table

各番組に含まれる映像や音声などのESのPIDが書かれています。書かれたPIDのESを再生することで番組を再生することができます。

NIT – Network Information Table

放送されるネットワークの情報が書かれています。

SDT – Service Description Table

放送されるサービス(放送局)の情報が書かれています。例えば放送局名などはここに書かれています。

EIT – Event Information Table

放送されるイベント(番組)の情報が書かれています。例えば、現在や、次の番組の情報や、一週間に放送される番組(番組表)の情報が書かれています。

TOT – Time Offset Table

放送している時間が書かれています。これを元に録画機器が時間を合わせたりしています。

この他にもいろいろとテーブルはありますが、上に書いたものがあれば大体の情報を取得出来ます。これらのテーブルは何秒かに一回放送されているので、一度ドロップしてしまっても問題ありません。また大体PIDが決まっているので、ドロップしても良いPIDというのがあるわけです。

以上、若干突っ込みすぎた気はしますが、TSにこういう情報が含まれてるのか、となんとなくわかっていただければ幸いです。

明日は@sudosanです。明日明後日と連続なのですね、ご苦労さまです。

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